ネットとリアルの革命は、5Gより本格的に始まる!TOKYO 2020後 「創業の日」
9月オリパラTOKYO2020が終わりました。変異株は手強く、長期戦が予想されますが、年末に向けコロナ共生を前提に、人々は「抗体」を持ちつつ日常を取り戻していきます。
今後、顕在化するのは、国内外で過剰発行された通貨の信用不安。次に「キナ臭く」なって来た東北アジアでの米中衝突、と日本の地政学的リスクです。これからの10年間は控え目に言って、大変な時代に突入します。
ICAはメッセージに関わるビジネスとして、何が起きようと動じない、盤石な事業基盤とグローバルなネットワークを構築します。
マーケットでは、「5G」に始まった「Xジェネレーション」革命は揺籃期です。
ネット上の静的な表現は より動的になり、「リアル」と「ヴァーチャル」がクロスオーバーする領域が育まれます。「3G」時代から「デジタル」の役割は「フィジカル」とセパレートされ先鋭化し、「フィジカル」の役割も同様にセパレートされ先鋭化して来ました。今やある種、ビジネスの役割に於いて、主役は「デジタル」の「決済」の場であり、リアルはマーケティング上、「発見と体験」の場となりました。
「5G」以降は、「リアル」と「ヴァーチャル」が融合し、ネット上では「リアル」と対象を為す「ヴァーチャル」世界が形成され、「リアル」のあらゆるモノはIoTによりネットに繋がります。
ICAは、原盤ビジネスの一環としてヴァーチャル・シネマでの上映をスタートします。
ヴァーチャル・シネマは、例えば、ユナイテッドシネマでの上映ともNETFEXでの動画視聴とも異なります。
5G以降の時代、これから始まる大きな変化には、大いなる機会があります。
ICAはコンテンツ事業に於いて「デジタル」の10年に続き、直近10年で「フィジカル」の事業スキームをつくる事で、リアル領域で 売買物量、事業スケールも日々成長しています。
ライツマネジメントという軸で事業を見ると、「フィジカル」も、本来、「デジタル」同様に付加価値率の高いビジネスと成り得るものです。
ICAは直近10年で、「フィジカル」(マーチャンダイジング)でライツの活用、マネタイズの機能、「出口」を開拓して来ました。そこは(未だシンプルで原始的ではありますが)、実店舗あり、POP UP STOREあり、シネコンあり の権利利用、マネタイズの「出口」です。
現在、グローバルで「デジタル」コンテンツのマネタイズは益々難しい状態にある一方、「フィジカル」(マーチャンダイジング)では無限大にコンテンツ、権利活用の「出口」は開拓可能な状態となっています。
一方、デジタル、ネット市場に於いても、何故か、著作権市場は(原盤権市場の様に)縮小を経験する事無く成長の方向に動いています。本来、ネットに於いてコンテンツ、権利の利用は無償、有料、違法関係なければ爆発的に増加しているので当然です。
著作権と著作隣接権(原盤権他)のビジネススキームの大きな違いは、一方は「報酬請求型」であり、一方は「許諾型」であるという事です。
例えば、現在の原盤権の様に「許諾型」で、ネット上に無限に広がる利用に対して、個々レコード会社が個別に許諾、徴収する事は物理的に不可能です。
コンピューターソフトにしても、ゲームソフトにしても、ネット上でコンテンツ、権利ビジネスとして確りマネタイズし、成長しているソフトビジネスは、ある部分、「報酬請求型」です。
あらゆる登録された著作権は、管理事業者の使用規定に従い一律使用可能となり、一元的に事後請求されるものとなります。ここでは、アップルやネットフリックスや勿論、ヴァーチャル・シネマに対しても、(「法人ベース」では特に抜けなく例外なく)徹底して規定に従い徴収します。
ICAが構築する著作隣接権(原盤等)ビジネスの「プラットフォーム」は、先ず、フィジカルでの活用に於いてアナログで、ビジネスのマッチングをコーディネイトします。
次のステップとして長期スパンでは、権利の使用につき「報酬請求型」のモデルを目指します。即ち、著作隣接権者には、「入口」として、自由にオープンに規定規約に従い権利を登録頂き、プロフィットを還元します。利用者の法人や個人は、自由にオープンに規定規約に従い権利を使用し、事後請求により対価を支払います。
将来、この「入口」の登録と「出口」の使用はAIによるマッチングで最適化されます。
ここで、有益なコンテンツのメッセージは、マネタイズされ、クリエーティブ活動の継続的・半永久的な循環、成長のサイクルを生み出します。
「千里の道も一歩から」と言います。
直近テーマとしては、ICAはフィジカルの事業に於いて、付加価値率を高め利益最大化を成しキャッシュを貯め、「投資のプラススパイラル」と「資本の保全」を成します。これら、今後10年間に生じる混沌とした時代をサバイバルし、飛躍の機会を掴む為のベースとなります。