5G革命より、永続する企業へ ~ 変化を機会に2 ~

2022年、ワールドカップで日本がドイツ、スペインを破り国内は熱狂しました。

感じた事は、世界は互いに非常に近くなった事。80年代に経済で世界を席巻した日本が今、スポーツでもトップクラスで世界を相手にできる事。一方、「真剣勝負」の世界では、時代の空気や人々の意識が結果を大きく変える事、等です。

(FIFA 日本VSスペイン戦)

2022年、世界は漸く、「コロナ」を卒業しようとしています。一方、新たにインフレが顕在化しています。日本がある種お手本であった「MMT」理論(金融ジャブジャブ『インフレ』理論)も破綻が見え始め、形を変えた「円安」という課題を突き付けられています。

今、5Gで益々近くなった世界に於いて、国も企業も「ガラパゴス」から脱皮し、構造改革を行い、巻き返しをはかるタイミングと思われます。

2022年、ICAは、ライツマネジメントビジネスに於いて、マーチャンダイジング事業のベースをつくりつつあります。皆の努力の成果です。

今後、更に、生き残りと飛躍の為に、世界に目を向けていく必要もあります。

5Gにより、新たにメッセージやコンテンツによる繋がりと国境を越えた「絆」へと進化する世界が出現しつつあります。スポーツと並行して、次は、日本のコンテンツが世界に向けライツマネジメントを行う世界が「幕開け」になったのかも知れません。

物理的な原理原則の範囲内で、人類社会は政治であれ経済であれ、多くの人々が考えた方向に動くものであり、従って物事は悲観的に考えつつ楽観的に行動し実現していく必要があります。

世界は互いに近くなり一つになる方向に向かいながら、一方、今は反動で政治的には分断に動いています。今後、資本主義の矛盾を乗り越え、短期でなく長期で、部分調和でなく全体調和を目指し、所謂、継続できる世界、市場、企業を目指さなければいけません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

現代に比べると変化が少ないと見られる江戸時代の歌人が、当時、月を見上げ、世の中の変化の速さの驚きを歌にしました。1903年ライト兄弟が世界初で12秒間の動力飛行を成し遂げ驚喜しました。たった その66年後に、人類は「大気圏突破」を為し、384,400,000 m先の月面に足跡を残しました。

変化加速する世界に於いて、常に、変化は、飛躍か凋落のいずれかを招くターニングポイントを生み出します。

ディストピアではないシナリオ。

40年前、「JAPANESE INVASION」として世界を席巻した日本経済。

来年2023年、国境の「壁」が益々低くなり、第二期「JAPANESE INVASION」に於いて、日本のコンテンツが世界を席巻していくと思われます。

政治、経済の思惑を超え、5Gは人々を繋ぎ、分断から調和へと軌道修正を行う力を蓄えます。

過去から続く世界の軍産複合体は国家間の争いを誘いますが、一方、互いに近くなった文化間ではZ世代以降、激しい競争の中に於いても「メッセージ」によって継続と調和を目指します。

ICAは、5G時代に「メッセージの産業」をコンテンツビジネスによって担います。

ICAは今、時代のターニングポイントに於いて、凋落でない飛躍に向かい、自立と進化を為さなければいけません。

一度はデジタルDL配信市場が縮小し凋落したICA。

現在、フィジカルMD市場の興隆と共に、成長軌道に乗りつつある第二期の創業期にあります。ICAのDNAをつくるコア・メンバーは、正しい習慣をつくり、引き継いでいかなければいけません。

ICAのDNAは、既存のものはいずれ駄目になるという「真理」の下、常に時代の先を読み、複数の「新規事業」を仕掛けていく習慣。現在を着実にランニングしていく為に、「既存事業」を日々、「進化」させ、恒常的に、「利益」に責任を持つ事。キャッシュフローマネジメントにより、より良い環境を目指しリソース投資に責任を持つ事。更に、マネージャーは、事業計画に基づく「人事とマネジメント」に責任を持つ事。

以上、営業、管理共に、与えられるのでなく、マネジメント・チェックされる事なく、自ら「自立」し考え、実践していかなければ継続も成長もありません。