5G革命、「第一幕」2「最悪を想定し、最善の結果を出す」
世界は今
2021年11月、先進国経済は今、漸くコロナ禍との折り合いを付けつつ落ち着いたところで、世界は過剰に発行された通貨の影響もあり顕在化しつつある世界各国でスタフグレーションの動き、インフレの懸念が高まっています。
11月、COP26に向け環境活動家グレタさんは 各国政府の対環境宣言を「失敗」と批判しました。「現在」の経済は、自ら意志を持ち、その成功は環境と人類生存との折り合いは付きません。11月、日本に寄港中ドイツ海軍艦船を岸田首相は視察し対中国への欧米協同を確認しました。地政学は今、顕在化しつつある欧米対 中国の対立軸に於いて「現在」の戦争は、自ら意志を持ち、戦争自身の成功は 理性と人類生存との折り合いは付きません。
今後、中国の不動産バブル崩壊が引き金となり、通貨信用不安、世界的不況に突入した場合、
日本は大きな財政上のリスクを抱えます。混乱に乗じ中国が台湾進攻を決行した場合、東北アジア唯一の米軍基地沖縄、そして尖閣という「火薬庫」に於いて、日本は最も大きな地政学上のリスクを有します。切掛けは、各国政治による相手の過小評価で始まり、その後は、戦争自身が意志を持ち、「相手を殲滅するまで暴走する」という最終結末を目指します。
世の中、物事は総論では合意でき、各論では行き詰まるのが常です。
人々は、現在の状態が永久に続くと錯覚しがちですが、拠って立つ土俵が替われば、跡形なく消滅し変化するもの。2020年、コロナに於いて、世界は部分調和を求めるあまり、全体調和を見失った経験があります。
現在の経済、現在の戦争は、それ自体が意志を持つ部分調和の産物です。
コンテンツ市場は今
混沌と変化の時代にあり、コンテンツビジネスは、クラウドに於いて、過去、通信インフラが3Gに移行し、音楽パッケージはサブメディア化、配信ダウンロードが主流となりました。更に今、5Gにシフトし、テレビがサブメディア化、サブスクリプションが主流となりました。結果、旧譜と新譜、旧作と新作の区別が無くなり、より「コンテンツ本位」の市場となっていく様です。
一方、インターネットにより、世界の人民はストレスなくコンテンツを介して「メッセージ」で繋がる土壌ができました。
混沌とする世界、極論に陥りがちなSNSに於いて、一次的には、より良いコンテンツのメッセージの循環を目指し、二次的には、循環するコンテンツのマネタイズが実現されなければいけません。
ビジネスに於いては、将来、ネット上では 膨大なコンテンツと その利用者とのマッチングが「AI」によって行われる様になります。
世界の人民はインターネットで繋がった今、コンテンツ産業のメッセージの役割としては、
良いベクトルとメッセージを起点に、「将来」の経済、「将来」の価値観を組み替えていく必要があるのかも知れません。
ICAの課題は今
2021年12月、ICAは、ネット上で、コンテンツと その利用者とを繋ぐ「PLATFORM」をスタートします。「PLATFORM」に於いては、メッセージを生み出すコンテンツの利用を表現します。
直近でICAは、レギュラー販路の確保と育成。特に、興隆する販路、シネマコンプレックス及びPOP UP STOREでの計画と運用を行います。結果として、コンテンツのマネタイズの循環をつくり、同時に又、事業収支に於いて成長を支える投資のプラス循環をつくります。